hyd's studio

音ゲー話中心に徒然なるままに書きつける

”ぶちリPD③”出場記~その五 後日談編~

どうも、翡翠です。

 

ここは本来ではその四の後ろにくっつけたかったパートだったのですが、その四が長くなりすぎたので急遽別パートにしました。

 

どれくらいの分量になるか分かりませんがとりあえず行ってみましょう。

 

前→ https://jade-hyd.hatenablog.jp/entry/2021/08/15/233622

 

 

 

出場記本編其之伍

 

大会総括

まずは全体の振り返りとして、

 

オンゲキに限らず、音ゲーで今までにやってきたことの殆どが怠慢だったと思い知らされました。

 

本当に本当に、あんまりにも弱すぎる。

その1で「この大会向いてないと分かってながらも出場する」的なこと書きましたし、多少自分でも分かってると思ってたのですが、その自覚ではどうにもならない程、周りのプレイヤーと住む世界が違かったなと思います。あんな論外すぎるリザルトで殴り込んで周りのすごい人全員に申し訳ない…

 

ここまで散々に自虐しましたが、良い機会だったことは間違いありません。犠牲にできる財布・時間・根気が揃ったら、全機種コツコツやり直すのもアリなんかな…と思った次第です。とりあえずこの情勢が明けない限りは時間がどうやっても無いのが悲しいですが、また1から頑張ってみます。はい。

 

 

この大会についての諸意見①:ペア、グループ構成について

ここからは異物(←)視点でこの大会を見た時に感じたことを並べてみます。ここまで異端なプレイヤーなんざ僕しか居ないし参考にならないとは思いますが一応。

 

まずはマッチングについて、これは言いたいこと1つだけです。

 

「理論値基準で組んだ方がよかった説」

 

何よりもこれです、これ。 マジでこれが全てです。

 

今回は基本的にレートでのチーム分け、ペア組みがメインでしたが、レートはあくまで1007.5kまでのスコアしか反映しない基準なのはみなさん知っての通り。1007.5k取れる力は同じでも1009k取れる力、そしてその先は本当にバラバラです。それによってちょいちょい外れ値が発生してました。

 

レートで分けた影響が特に色濃く出たのがPhase.2。いくら詰め切れていなかったとはいえ、仮にも13.9混じりの3曲通しですよ?精度取れない人にはave1009.5なんてほぼ理論値に近いです*1それで容赦無く「最下位やで」って言われた時は、流石にどうしようもない差を感じました。

 

 

そもそもなのですが、僕のような精度が全く取れない人間は、今の組み方だとどんな人とペアを組もうが、そしてどんなに下のブロックに配属されようが、戦犯回避の筋がどこにもありません。

 

まず前者に関して。「レート的に同実力の人」と組むとするなら、例えば今回のメンバーで一番近いのは恐らくmamaさん辺りになります。しかし、結局誰がペアでも僕の精度力が低すぎて、「スコアタ的に同実力」とはならないわけです。

しかし、今度は「スコアタ的に同実力」な人と組んでみましょう。必然的にペアの人の方がレートは下になります。なので僕がキャリーしなければいけません。いや、こんな精度の人間にキャリーなんてレートのグループ分けで出来るわけないじゃん。はい詰み。

 

後者に関しては主に選曲レベルの話になりますが、どの難易度帯であろうが、「相手を『精度以前の問題』にする*2」くらいしか勝ち筋が用意されていない上に、そんなん選んだらスコアタの本義が崩壊してそれはそれで荒れます。八方塞がりとはまさにこのこと。こちらの面でも詰んでます。

 

ということで、「1007.5kより先のスコア力を示す指標」じゃないと、通し3029kが頻発するスコアタと基準にズレが出てしまうのかなと。

このような指標で最も分かりやすいのは言うまでもなく「理論値数」です。パッと見で分かりやすいのと、差がとてもつきやすいのが良い点です。

しかし、理論値少ない人という括りでも、「1009.5は安定!」という人から「鳥プラが精一杯…」という人まで様々。理論値数ほどの簡潔さは無くなりますが、特定レベルの(未プレイ除外の)アベレージスコアを併用すると、「これくらいのスコアが取れるよ!」というのは更に分かりやすく、より正確だと思います。

 

しかし、ここまでするとなるとペア決めの時点で大変です。そんな都合いいペアが人脈内にいる人は最上位勢はともかく、それより少しでも下とかになるとほぼいないはず。何かしらペア探し勢用の集合所のようなハッシュタグを用意して参加したい人が自分の実力基準を載せ、各人がそれを確認してペア見つけるみたいな方式もアリじゃ無いかなと思いました。当然、運営側の人数キャパを超過したらヤバいとか、そして各人がかける手間が多いとか、仲良しペアが出来づらくなるとか、問題は結局多く抱えてしまっていますが、理想論だけ言ってしまえばこのような形です。

 

この大会についての諸意見②:選曲レベルについて

いきなり具体例を並べますと、今回はGとHだけに大問題が発生していました。14開けるべきではなかったです、絶対。

 

確かにしん/ライナペアとやゆ/なんばつペアに関しては14適正なので妥当な判断だったと思うのですが、現にそこ2チームでの戦いは14.0のPinqpiqに収まっていますから縛ったところでそんな多大な影響は出なかったはずですし、他のG,Hの試合は14.3強のラクガキスト、14.4適正のDesperado、14.6やや弱のClimaxというように、それぞれに14中堅級の楽曲が入っており、これらが他選となったチームが悉く破壊されていました。14投げたからこそ分かるのですが、投げた側からすれば、「向こうも14やろ、それ考慮するとこれくらいの点差欲しいしこれぶつけたれ」という思考が少なからずあったと思うので、意図しないフルボッコではあったはずですが、流石にアウト色濃かったです。尤も、うちは14開いてなかったら逆にフルボッコにされてたと思いますが…

ぶちょーさん本人も「「地力で上からぶん殴り」が多かった」と言っていたので確実に改善は入るとは思ってますし、他グループの制限はほぼ完璧だったことを考慮すると、本来ココでツッコむことじゃない感じもします。調整ミスはむしろ先述のグループ分けに起因してそうなのでそちら側を頑張るしかないのかも。

 

 

強いて言うならレベル単位じゃなくて定数単位での選曲制限、もしくはBPLのような「課題曲リスト」による選曲制限はアリかもしれません。GグループPhase.3は13+以下でも14以下でも問題を抱えてしまい、ちょうどいいレベルの区切りが存在しなかったので最低限別の措置は必要に思いました。ただこれまた手間の塊なので、単純に「14以下でBANあり」がお気楽ですかね。運営側の考えとして、「弱点を埋めあうペアにしてほしい」ということなので、「自分は埋め切れないレベルで穴ぼこだらけだし、得意揃えて尖れ!」とペアを組む人間が後にも先にも僕だけになれば、BAN形式は相当有用。

 

 

全然まとまってない()。ごめんなさい。

 

終わりに

いやー本当に長かった。

 

あめたまさん、Gグループの皆さん、他出場者、関係者の皆さん、そして主催ぶちょーさん、本当にお疲れ様でした。

 

最後に、こんな未熟者を出させていただきありがとうございました。

 

ではでは。合計30579字もの超長編、読破ありがとうございました。

*1:「試行回数が少ない」と言われたらそれまでですが、そこまでの労力かけるモノをゲームとは言いたく無い自分もいます

*2:つまりラクガキ